私は新卒で第一志望の会社に入社したサラリーマンです。
運よく内定をもらいましたが、8年間で異動を3回経験し「異動は転職よりも転職」という言葉の意味を痛感しました。
第一志望ではない職場への異動を経験し「いっそのこと、やりたい仕事をするために転職した方が良いかも」と本気で思うようになり、転職サイトや転職エージェントを毎日調べるようになりました。
そんな、転職サイトと転職エージェントおたくの私が得た知識をご紹介します。
目次
ネット上にある口コミや転職体験談について
転職サイトや転職エージェントについて調べるとき、まず最初に知っていてほしいことがあります。
ソース不明な口コミは無価値
例えば
30才男性
誰にとっても良いエージェントだと思います!感謝!
のような口コミ風なものを集めたサイトがありますが、サイト制作者の都合のいいように書かれている恐れが大きいです。
悪意は無く、口コミ風にしたほうがメリット・デメリットなどが分かりやすいと考えたのかもしれませんが、残念ながら信ぴょう性は全くありません。
転職しすぎ体験談は非現実的
「何回も転職することによって市場価値を上げ、30歳で年収1000万円を超えた!」
という体験談は、もし本当だったらとても素晴らしいです。
しかし、短期間のうちに転職を繰り返し、若いうちに年収1000万円突破できる能力があるなら、何回も転職する必要は無かったのでは?という疑問が生まれてしまいます。
そもそも、1つの会社を短い期間で辞めることは、会社にとって良い人材なのでしょうか。
真実かウソか考える癖をつけるべき
ソース不明でも、本当に誰かが言っている口コミのこともあるでしょう。
非現実的でも、意識高めに行動し、若くして市場価値を何段階も上げた人は実在するでしょう。
しかし、「真実かウソか判断できる材料がない」言葉は疑うべきです。
このページでは、私の価値観で述べている部分もありますが、基本的に公式サイトに書かれていることを根拠に考察しています。
転職サイトと転職エージェントってそもそも何?
まずは転職サイトと転職エージェントについて簡単にご紹介しますね。
転職サイトとは?
求人情報を掲載しているWEBサイトです。検索機能があり、希望の職種・年収などで情報を絞ることができます。
また、サイトの運営会社によって得意な業種や地域が違います。
転職エージェントとは?
転職希望者が転職エージェントの担当者と個別で面談し、転職希望者の経歴や希望をもとに転職エージェントが求人を紹介します。
転職サイトには掲載されていない非公開の求人も扱っていて、履歴書の書き方や面接のアドバイスなど、入社までのサポートもします。
転職サイトと転職エージェントの違い
- 「転職サイト」は自分で求人をさがす
- 「転職エージェント」は転職希望者に合った求人をさがし、仕事選びから入社までを手助けしてくれる
転職サイトのメリットとデメリット
メリット
- 求人数が多い
- 自分のペースで転職活動ができる
- 希望の条件で検索できる
デメリット
- 質の低い求人も多い
- 非公開の求人に応募できない
- エージェントのようにサポートを受けられない
転職エージェントのメリットとデメリット
メリット
- 面接から入社までサポートを受けられる
- 非公開の求人にも応募できる
- 自分に合った求人を探してくれる
デメリット
- 質の悪いエージェントがある
- エージェントのペースに合わせる必要もある
- 希望しない求人を提案されることがある
おすすめ転職サイト
大手のおすすめ転職サイトをご紹介します。※画像は各公式サイトより引用
doda(デューダ)
<公式サイト>https://doda.jp/
「doda」は転職エージェント機能もある転職サイト。求人数が多く、特にエンジニア向けの求人が多い。
「採用プロジェクト担当」と「キャリアアドバイザー」の2人の担当がいるため、情報共有に時間がかかったり、企業情報が不足することがあるが、上手に利用できればメリットも大きい。
リクナビNEXT
<公式サイト>https://next.rikunabi.com/
「リクナビNEXT」は全国の求人を取り扱っていて、量も豊富。
ExcelやWordで利用できる履歴書・職務経歴書のテンプレートをダウンロードできる。転職エージェントではないため添削はしてくれないが、とても便利。
会員限定の自己分析ツール「グッドポイント診断」は、新たな自分の強みを知る手助けにもなる。
マイナビ転職
<公式サイト>https://tenshoku.mynavi.jp/
「マイナビ転職」は20代で社会人経験が浅くても応募できる求人が多く、地方の求人も多い。
「スカウトサービス」があり、スカウト限定の求人がある。「WEB履歴書」に職務経験や実績をしっかり記入することによって、スカウトされやすくなる。
おすすめ転職エージェント
大手のおすすめ転職エージェントをご紹介します。
マイナビエージェント
<公式サイト>https://mynavi-agent.jp/
「マイナビエージェント」は転職経験の少ない20代へのサポート実績が信頼でき、第二新卒やキャリアが浅い人におすすめできるエージェント。
リクルートエージェント
<公式サイト>https://www.r-agent.com/
「リクルートエージェント」は面接サポートが手厚く転職実績No.1の業界最大手。
情報量も豊富で、30代や転職が難しいとされる40代にも心強いエージェント。
ビズリーチ
<公式サイト>https://www.bizreach.jp/
「ビズリーチ」は年収500万円以上を対象としたハイキャリア向けエージェントで、30代、40代の利用者が増えている。
type転職エージェント
<公式サイト>https://type.career-agent.jp/
「type転職エージェント」は都内の求人が多く、地方の求人は少なめ。
取引企業の中には大企業も多く、都内で転職したい人にはメリットの大きいエージェント。
転職サイトと転職エージェントの上手な使い方
転職サイトと転職エージェントを併用することをおすすめします。
- 求人数の多い転職サイトに登録し、求人を検索
- 転職エージェントの担当者に気になる求人を伝える
- 転職エージェントに推薦状を書いてもらう
- キャリアアドバイザーから履歴書の添削や、面接のアドバイスをもらう
転職エージェントは良い人材を企業に紹介することによって、収入をUPしています。
売り手市場のときは良い求人が多く、逆に不況の時期は良い求人がなかなか見つからないかもしれません。
しかし、どんな時期であっても、転職エージェントは良い人材を見つけたいのです。自分たちの利益を上げるためにも。
あなたの今後が良い方向に向かうことは、彼らにとっても使命のはず。
お互いの人生をより良くするために、目標に向かって前に進むことを願っています。
わたしも適度にがんばります。